NFT証明書機能を正式発表
株式会社ブレイバーは2022年2月、スマートフォンデータ消去ソリューション「MASAMUNE Erasure」において、データ消去処理完了証明書をNFT(non-fungible token)で発行する機能を搭載しました。
重要なお知らせ
この機能により、データ消去の証明書が改ざん不可能な形で永久保存され、監査やコンプライアンス対応が大幅に強化されます。
NFT証明書とは
データ消去処理完了証明書を消去・改ざん不能なブロックチェーン上にNFTとして発行することで、以下を実現します:
いつ消去したか
正確なタイムスタンプがブロックチェーンに記録されます
どこで消去したか
消去作業を行った場所の情報が記録されます
誰が消去したか
作業者の情報が確実に記録されます
透明性の確保
これらの情報を誰でも確認できるようになります。
採用技術
Ethereum互換ブロックチェーン Polygon
低コストかつ高速なトランザクション処理を実現
技術的特徴
- 低いガス料金
- 高速処理(2秒以内)
- Ethereum互換性
- 環境負荷の軽減
セキュリティ
- 改ざん不可能
- 分散型ネットワーク
- 暗号学的証明
- 永続的保存
ビジネス価値
コンプライアンス強化
改ざん防止
第三者による改ざんがほぼ不可能
監査証跡
監査証跡の整合性保証
法的証拠
法的証拠能力の向上
運用効率化
永久保存
証明書の永久保存
自動化
検証作業の自動化
リスク排除
紛失リスクの排除
対象顧客
企業・官公庁
リユース事業者
ITAD事業者
中古端末買取業者
実装プロセス
1
データ消去実行
MASAMUNE Erasureでデータ消去を実行
2
証明書生成
消去完了と同時に証明書データを生成
3
NFT発行
Polygonブロックチェーン上にNFTとして発行
4
検証可能
誰でもブロックチェーン上で証明書を検証可能
今後の展望
NFT証明書機能は、データ消去業界における透明性と信頼性の新たな標準となることを目指しています。ブロックチェーン技術の活用により、従来の紙やPDFベースの証明書では実現できなかった、真に改ざん不可能で永続的な証明システムを構築しました。
短期目標
- 企業・官公庁での導入拡大
- 証明書検証APIの提供開始
長期ビジョン
- 国際標準への発展
- 他業界への技術展開
- Web3.0エコシステムの構築

